絶対みたい！大人向け神アニメおすすめ２５選【アニメ大好きオタクが激選】ランキング

隣国・ギアーデ帝国の完全自律無人戦闘機レギオンの侵攻に対応し、サンマグノリア帝国は無人戦闘機ジャガーノートを開発

しかし実際は人として扱われていない８６（エイティシックス）と呼ばれる人々が搭乗させられていた。

そこへ新たな指揮官として赴任したレーナは、共和国の差別的な体制に疑問を持ち、エイティシックスたちと人として接しようとする。

戦場で出会った８６とレーナは、本来交わることのなかった立場ながら、戦いを通じ未来を模索していく

差別・隠蔽・戦争・死がテーマになっている重めな作品

サンマグノリア共和国は【戦死者ゼロ・無人機で戦っている】と国内に流しているが、実際は人として扱われていない人間（86エイティシックス）が戦っているという構図が作品の根幹になる

前線で戦う86部隊、何も知らず安全圏で暮らす人々、全てを知っている軍人達と共和国のやり方に疑問を持っている指揮官のレーナ、様々な視点が交錯し描かれる

・圧倒的な作画と表現レベル

・戦闘シーンの迫力が凄く、かっこよいメカアクション

・差別・戦争・死など重めのテーマで深く考えさせられる作品

１９７３年ベトナム戦争の最中、アメリカ軍兵士のグリフィンが突然、同僚の兵士達を死傷させる事件が起こる。そのとき、グリフィンは「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉をつぶやく

１９８５年のニューヨークを舞台に、ギャングのカリスマ的リーダー・アッシュと、取材のため日本から来た心優しい少年・奥村英二（えいじ）の出会いをきっかけに、バナナフィッシュを巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく物語

「バナナフィッシュ」という謎の言葉をめぐるサスペンスが軸

物語が進むにつれて、巨大な陰謀・政治・軍事実験・人間の尊厳など、様々な要素が絡み合い、先が読めない展開に引き込まれる

日本からやってきた写真家助手の英二の優しい性格が、アッシュの心を徐々に開いていく、この2人の心の絆が、物語の感情的な核となっており心を強く揺さぶる

・圧倒的な作画と演出

・原作１９８０年代のものを２０１８年度風にアップデートされている

・薬物・性暴力・権力の腐敗など社会の暗部を描写

・【人の生き方・自由とは】という普遍的な問いが根底にあり、深い余韻を残す作品

人類は突如現れた巨人により、ほとんどが食い尽くされ、生き残った人々は巨大な壁を築いてその中で生活していた

壁の中で暮らす少年エレンは、ある日突然現れた超大型巨人によって日常を破壊される

強い復讐心を胸に、エレンは親友とともに調査兵団へ入隊し巨人に立ち向かっていく

物語が進むにつれ、巨人の正体・壁の謎・国家の陰謀・人類の真実が明かされていく

・巨人とは何か？
　物語が進むと驚きの真実が明かされる

・壁の中の世界と外の世界
　物語前半は「壁の中」が舞台だが、後半は視野が世界規模に広がり、国家間の争いや人種問題に発展

・自由とは？ 生きるとは？
　物語全体のテーマに強く関わり、視聴者に【自由とは？正義とは何か？】を問いかける哲学的な構成

・伏線と謎解きの巧妙さ
　序盤に散りばめられた伏線が、何年も後に明かされる構成には圧巻される

・圧倒的スケールのストーリーで、ラストに向けての反転と収束はアニメ史上に残る衝撃

・息をのむアクションで巨人との戦闘シーンは迫力と緊張感がある

・壮大なスケールと重厚なテーマ性（正義・自由・国家間の戦争・歴史の真実・人種差別）で、世界中に熱狂的なファンを持つ名作

ある日、平凡な高校生キョンは、入学初日に「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者に興味がある人は来なさい！」と突拍子もない発言をする涼宮ハルヒに出会う

ハルヒとともに【SOS団（世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団）】という謎の部活を立ち上げることになったキョンだが、実はハルヒがとんでもない存在であり

彼女の周囲には、本物の宇宙人・未来人・超能力者が集まり、日常と非日常の間を揺れ動く不思議な学園生活が始まる

学園コメディに見せかけて、世界の在り方すら変えてしまう女子高生（涼宮ハルヒ）を中心に、シュールで魅力的な日常を描く名作

日常に潜むSF的スケールは、宇宙の危機をはらんでおり、日常のすぐ隣に非日常があるという魅力を感じさせる

キャラクターが魅力的で、キョンの皮肉混じりの一人語りや、ハルヒのハイテンションな言動、長門の無口系ミステリアスキャラ、癒し系の朝比奈さん、飄々（ひょうひょう）とした古泉など、各キャラの掛け合いや交わりがテンポ良く面白い

・当時としては凄い作画と演出で高クオリティを誇っている名作

・エンドレスエイトというアニメ史上に残る挑戦、８回同じ話をやりながらも全て作画を変えるという挑戦

・個性豊かなキャラクターの魅力と面白い会話劇

・日常のすぐ隣にある非日常の魅力

文明が崩壊し、ほとんど人・生き物がいなくなった終末世界

そんな荒廃した都市の中を、チトとユーリという2人の少女が、愛車ケッテンクラート（小型の装甲車）に乗って、あてもなく彷徨う

彼女たちに目的地があるわけではなく、全てが終わりを迎えた世界を舞台に、ふたりの少女が旅をする終末ファンタジーが幕を開ける

終末日常系で基本的に一話完結のゆるやかなストーリーだが、背景には常に【世界の終わり・人類の消失】といったテーマがある

文明が消えた後の空虚だが美しい世界を見せる

・チトとユーリの対照的な２人旅に感じる癒しと哲学

二人の対話はゆるくて面白いが、時に深くて考えさせられることがあり「神さまっているの？」「戦争って何？」など、答えのない問いをふと投げかけてくる

ゆるく描かれる終末世界だからこそ、生きているだけで尊い感覚がじんわり伝わる

・ゆるい日常系アニメに見えるが、深く静かな感動と考える余白を与えてくれる名作

・文明とは？生きる意味とは？現代人の悩みに優しくそっと答えをくれる

・哲学的で詩的な作品

・ゆるくかわいく切ない、観た人の心に残る名作でおすすめ

高校時代にアニメ制作同好会で短編アニメを作った5人の女子生徒

彼女たちは「いつかまた5人でアニメを作ろう」という夢を胸に、それぞれ違う立場からプロとしての道を歩み始める

主人公・宮森あおいは、アニメ制作会社「武蔵野アニメーション」の制作進行として働き始め、現場の厳しさやトラブルに直面しながらも、仲間や先輩たちとともに一歩一歩成長していく

・アニメ制作のリアルな舞台裏が見れる

制作進行、作画、演出、脚本、声優、CG、音響など、実際のアニメ制作工程が細かく描写されている

スケジュール遅れ、人員不足、クリエイター同士の衝突など、現場の苦労などもリアルに描かれている

・夢と現実の違いが描かれている

思い描いていた夢と、実際のギャップに苦しむ描写も多く

主人公のあおいをはじめ、夢を追いながら現実にもがく若者たちの姿がリアルで共感できる

・夢を追う若者たちの成長物語・リアルな職場のドラマとして高く評価されている作品

・アニメがどのように作られているのか？が楽しみながら学べる

・社会人としてのリアルな課題が詰まっている

・仕事に疲れてる人や迷ってる人にとって勇気をくれる作品

舞台は日露戦争終結直後の明治時代の北海道

日露戦争で「不死身の杉元」と呼ばれた元兵士・杉元佐一は、戦友の遺志を叶えるため、莫大な埋蔵金（アイヌの隠された金塊）を探し求めていた

ある日彼は、金塊の在りかを示す刺青が彫られた囚人たちが24人存在するという奇妙な話を耳にする。
その刺青を集めて暗号を解けば、金塊の隠し場所がわかるという。

旅の途中で出会ったアイヌの少女・アシㇼパと手を組み、杉元は命懸けのサバイバルと、囚人や軍人との金塊争奪戦に巻き込まれていく。

・歴史×冒険×サバイバルの絶妙なミックス

明治時代、戦争帰りの兵士たち、元新撰組、脱獄囚、アイヌ文化などが1つの物語になっていて、しっかり重厚なドラマとして成立

・金塊争奪戦というサバイバルストーリー

24人の囚人の刺青がパズルのように金塊のありかを示す。その囚人たちを追い、仲間にしたり、戦ったりする

・アイヌ文化が現地取材・監修のもと、細部まで丁寧に表現されている

・冒険×歴史×グルメ×サバイバル×コメディ×ミステリーの要素が絶妙に混ざった、他に類を見ない唯一無二の作品

・戦闘シーンの迫力、自然描写、キャラ表情、ギャグ演出すべてクオリティ高い

命を懸けた戦いと笑って泣ける人間ドラマが、一度見たら止まらなくなること間違いなし！

主人公【武器商人ココ】
彼女は国際的な武器商社の一員として、世界各国を渡り歩きながら武器を売りさばいている

そして、ココの私兵の一人にして物語のもう一人の主人公【少年兵ヨナ】
彼は幼い頃に戦争で家族を失い、戦場を生き延びてきた元兵士

武器商人を憎みながらも、なぜかココの護衛につく

ココは、優秀かつクセの強い傭兵たちを従え、国家や裏社会をも巻き込む武器取引を進めていく

だが彼女の本当の目的は「ただの商売」ではなかった

その裏に隠された「ヨルムンガンド計画」とは何か？

そして、武器と戦争にまみれた世界で、ヨナは何を選ぶのか？

・戦争、武器、平和、世界秩序がテーマになっており【現実の地政学・戦争経済・CIA・テロ・国際関係】などもストーリーに絡む

・ココのカリスマ性やヨナの成長が見どころ

・ヨルムンガンド計画、戦争と武器をなくすためのある極端な手段とは？

・戦争と平和への逆説的な問い

・ガンアクションや作戦行動が緻密でかっこいい

・スパイ映画・軍事アクションが好きな人に刺さる

・音楽のセンスが高くて雰囲気抜群

個性的なキャラクターとダークな世界観が融合した大人向けハードボイルドアニメ！

激しい戦争の中で兵士として育てられ、感情も言葉も知らずに生きてきた少女【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】

彼女は武器として使われ、戦場で多くの命を奪ってきた

終戦後、両腕に義手を装着し、孤独の中で生きる彼女は【自動手記人形】という、他人の想いを手紙にする仕事に就く

様々な人々の【手紙】を代筆する中で、彼女は次第に人の心を理解し、自分の過去と向き合っていく

・ヴァイオレットの成長物語で、感情を知らなかった少女が、他人の痛みに共感し、涙を流すようになる

・想いを伝えることの大切さ、言葉にできない心の痛みや優しさを、手紙という形でつむぐ仕事

・愛してるの意味を問う物語「愛」という言葉の重さと多様な形を描く

・人との出会いによる成長、依頼人との心の交流を通して、少しずつ人間らしさを取り戻していく

・圧倒的な作画・映像美はまるで映画のよう「これほどまでに美しいTVアニメは他にない」と絶賛されるレベル

・【1話完結型の泣けるストーリー】で見やすい

・ピアノ・バイオリン中心の静かな旋律が、涙を誘うアニメを超えたヒューマンドラマ

・感動的なアニメを見たい方におすすめ

圧倒的な作画美、繊細な心の描写、深い感動を与えるストーリーテリングで、泣けるアニメの最高峰と称される名作

日本の平凡なサラリーマン岡島緑郎（ロック）は、会社の命令で極秘データを運搬中、海賊まがいの運び屋ラグーン商会に拉致される

本社から見捨てられ、命の危機に直面したロックは、やがてラグーン商会の一員となり、裏社会で生きる決意をする

法も正義も通用しない街【ロアナプラ】で、ロックは本当の生き方を見つけることができるのか

・現実の国際情勢や犯罪事情をモデルにしたハードなリアルさ

・正義や平和の価値観が崩れ、自分自身の生き方を問い直す姿が描かれる

・狂気と魅力に満ちたキャラで、一人一人がまともじゃないのにリアルで人間臭い

・銃撃戦、カーチェイス、船上バトルなど、アクションシーンが熱くてかっこいい

・アニメ史上屈指の「ガンアクション作画」と称されるクオリティ

・戦争ビジネス、搾取、政治、難民、宗教などの深いテーマ背景

・善と悪の境界線が崩れる世界

・シリアスで硬派なアニメを探している人におすすめ

圧倒的にかっこいいのに、どこか切なく考えさせられる大人向けアクションアニメの金字塔

国際交渉官の真道幸路朗（しんどう・こうじろう）は、仕事で鹿児島に向かう飛行機に乗っていた

そのとき、突如として上空に巨大な立方体が出現し、飛行機ごと中に取り込まれてしまう。

その立方体の名は「カド」

中から現れたのは異方から来た存在【ヤハクィザシュニナ】

彼は人類に対して「進歩」を促すための知識や技術をもたらし、「対話を望む」と語る

人類の未来を大きく変える可能性を秘めたこの接触に、真道は交渉官として、ヤハクィと人類との橋渡しを始める

・戦いや侵略ではなく、【交渉と理解】が中心

・SFでありながら、政治・倫理・哲学的な問いが多く、硬派なストーリー

・外部の力に頼るべきかというジレンマが描かれる

ヤハクィがもたらす技術を人類は受け入れるべきか？人類が自力で進化すべきか？

・3DCG×2Dのハイブリッド表現

・政府・科学者・報道機関など、リアルに近い反応の描写

・次々に提示される異方のギフトに世界が揺れる様子は刺激的

・異星人との接触＝戦争ではないという視点、対話が中心

・中盤までの圧倒的なワクワク感

・SF好き、哲学的、知的な設定を好む人におすすめ

異なる存在とどう理解し合うかを描いた、知的で挑戦的なオリジナルSF作品

中盤までの評価は非常に高いが、終盤の展開が賛否両論

秋葉原に住む岡部倫太郎は、仲間たちとともに小さなラボ「未来ガジェット研究所」を運営していた

彼らは偶然、過去にメールを送ることができる【Dメール】送信装置を発明してしまう

この発明によって世界の歴史が変わり始め、やがて大きな陰謀に巻き込まれていく岡部と仲間たち

過去改変による無限の選択肢の中で、未来を守るための苦悩と葛藤が始まる

・タイムトラベルのリアルな描写（理論的な時間軸の概念やパラドックスが巧みに描かれる）

・ストーリーの緻密な伏線と展開（些細な会話やシーンが後で大きな意味を持つ構成）

・先の読めない展開で緊張感がある

・友情と恋愛が物語の感情的な軸として機能していて、切なくも熱い人間関係が描かれる

・脚本の完成度が高い（複雑なタイムトラベルものを丁寧に解説しつつ、感情に訴えるドラマとして昇華している）

・個性的で愛らしいキャラクター（登場人物の魅力が非常に高く、ファンからの人気が根強い）

・緻密なストーリー展開で、複雑な物語をじっくり楽しめる

・ハラハラするSFサスペンスが好き人におすすめ

科学理論と人間ドラマを高いレベルで融合させたタイムトラベルSFの金字塔で、何度も見返したくなる名作

幼い頃、キャンプ先で出会った少年アオと【いつか一緒に小惑星を見つけよう】と約束した少女みら

高校生になった彼女は、その約束を果たすために天文部に入ろうとするが、学校では天文部と地質研究部が合併して【地学部】になっていた

そこで再会したのは、なんとあのアオだった

地学部で新たな仲間とともに活動を始めるみらたちは、星や鉱石、地球の不思議に触れながら、夢に向かって小さな一歩を重ねていく

・地学（天文＋地質）をテーマにした珍しいアニメ

・小惑星や星の観測、プレート、鉱物、化石など科学が苦手な人でも分かりやすく、自然と知識が入る（実際の天文台や地層、宇宙観測イベントなどがモデル）

・夢を追う青春

・女子高生たちのゆるやかな日常が温かい雰囲気で癒される

・本格的すぎず見やすく、正しい地学・天文知識が得られる

・登場キャラがとにかくかわいいく個性的で癒される

・星空や鉱石の描写が細かく、美術面の評価が高い

・ゆるふわ日常系アニメが好き人におすすめ

前向きな気持ちになりたいとき、心に残る優しいメッセージは応援されているような気持ちになれ、観る人の心にそっと寄り添い癒される作品

舞台は近世から明治のような、架空の日本
この世界には、人の目には見えにくく、奇跡のような現象や災いをもたらす存在【蟲（むし）】が棲んでいる

蟲を研究し、蟲に関わる事象を解決する専門家【蟲師のギンコ】は、蟲にまつわる奇妙な現象と向き合い、人々の人生に静かに関わっていく

・生と死の境に存在する、生命の原初的な存在の蟲

人間に害を与えることもあれば恩恵を与えることもあり【病、家族、喪失、宿命、生と死、孤独、共生】などが蟲を通して描かれる

・幻想的で神秘的、それでいてどこか懐かしい日本の自然風景

・「現代の民話」や「和風ファンタジー」として評価が高い

・1話完結型のストーリーで忙しくても見やすい

 ・静謐な雰囲気と詩的な演出

・芸術的な唯一無二の世界観

・「考えさせられる」「心に余韻が残る」静かで深い作品

一話観るだけでも心が浄化される感覚を味わえる、まるで静かな読書のようなアニメ

9世紀末、ヨーロッパや日本を舞台に、ヴァンパイア、狼男、ゴーレム、鬼（おに）など常識を超えた存在が日常に潜む時代

頭部だけの不死の美女・輪堂鴉夜（アヤ・リンドウ）は、自らの体を奪われた過去を持ち、自分の身体を取り戻すため、さらにはその裏に潜む黒幕を追って旅をする

その旅の相棒として、かつて日本の鬼狩り部隊に所属していた半鬼・ 真打津軽（ツガル・シンウチ）と、忠実なメイド・ 蓮水静月（ハセイ・シズク）が同行

彼らはケージ・ユーザーの名で怪事件を追いつつ、不死の美女・アヤの身体を奪った謎の存在Mの杖を持つ男を探して、ヨーロッパ中を駆け巡る

・19世紀の怪異と文明が交錯する世界を旅しながら、怪事件を解き、身体と運命の謎に迫る作品

・実在する怪綺談を実際に存在するものとして扱っており、シャーロック・ホームズ、ルパン、切り裂きジャックなど実在・伝説キャラが登場する

・独特な世界観とジャンルミックス作品でありながら統一感が高い

・ミステリー好き、バトル好き、怪異好きすべてに刺さる作品

・事件パートと旅の物語のバランスが良い

・19世紀ヨーロッパの街並み、和風の幻想モチーフ、怪物デザインなどが映える

ジャンル横断が魅力で、ミステリー・バトル・怪異・歴史ロマンを一挙に味わいたい人におすすめ

地方から現れた、常識破りの名馬オグリキャップ

中央の強敵を次々と打ち破った、伝説のシンデレラストーリーをウマ娘として掘り下げ一時代を築き上げた物語が描かれる

・オグリキャップが何故人気だったのかが良くわかる物語

・競馬史を大きく変えることなく上手に描かれている為、史実を知れる

・プリティダービーより硬派な仕上がりで、美少女ものが嫌いでも見やすいスポ根作品になっている

・原作では描かれていない話もあるのがアニメ版の見所

・トレーニング、友情、ライバル関係、レースの緊張感が丁寧に描かれている

・実際の競馬ファンも納得の史実エピソードや馬の特徴が活かされている

・熱いドラマと現実的な競馬の裏側が楽しめる

・スポ根＋アイドルアニメの融合ジャンルが面白い

銀河系を舞台に、長年戦争を続けている二大勢力

この対立の中、2人の天才が現れる

帝国側：ラインハルト・フォン・ローエングラム
若きカリスマ軍人。貴族社会を打倒し、自らの手で新たな秩序を築こうとする。

同盟側：ヤン・ウェンリー
 軍人でありながら戦争を嫌う歴史オタク。腐敗した民主政治に疑問を抱きながらも、それを守るために戦う。

この2人を中心に、政治的陰謀、軍事戦略、個人の理想と現実が交差する、銀河規模の叙事詩が始まる

・テーマ性の深さ【民主主義 vs 専制政治】【理想主義 vs 現実主義】【英雄の存在とは？】【 歴史とは？】【個人と国家】【自由と秩序のバランス】

・どの陣営にも善人と悪人がいて、正義や悪が単純に描かれない

・派手な戦闘だけでなく、外交・議会・スパイ・情報戦なども詳細に描写

・全体で100人以上の登場人物それぞれに物語があり活躍

・圧倒的なスケール感と構成力

・一話ごとに深いテーマと展開があり【人生の教科書】と称される作品

・各キャラのセリフが哲学的・歴史的で聞き応え抜群

・政治や軍事に興味ある人に刺さる

単なるアニメを超えた、政治・思想・哲学・人間性が複雑に絡み合う壮大な叙事詩で、一生ものの一本になりうる名作

舞台は1980年代のドイツ

若き天才脳外科医・天馬賢三（てんま・けんぞう）は、将来を嘱望されていたが、ある日「命の重さは平等である」という信念から、双子の少年の命を優先し、病院幹部の命を見捨てるという決断をする

その結果、天馬は地位も名誉も婚約者も失うことに

しかし救った双子の少年・ヨハンは、実は「人間の心を操る」「何百人もの死を引き起こす」“怪物”のような存在だった

9年後、連続殺人事件の容疑をかけられた天馬は、自らの選択に責任を取り、ヨハンを止めるためにヨーロッパ中を巡る逃亡と追跡の旅に出る

彼は「人間の善と悪の本質」「命とは何か」に向き合いながら、かつて救った“怪物”を追い続ける

・人間の善と悪、生きる意味、命の重さ平等さ、モンスターの正体とは何か？

・自分の選択が生んだ怪物に対し、どう償い、どう向き合うのか？

・登場人物たちの過去に潜む深いトラウマ、その後の人生への影響

・孤児政策の闇、戦後ドイツ社会における国家実験・優生思想など、実在の歴史的背景を織り交ぜながら描かれる

・全74話と長めだが、ストーリーの密度が非常に高い

・複雑な伏線が収束する見事な構成

・重厚なテーマの「善悪とは何か」「人はなぜ生きるのか」大人向けアニメ

・ドラマ性の高い“考えさせられるアニメ”を求めている人におすすめ

壮大なスケールと深い人間描写で描き切ったアニメ史に残る名作で、心理サスペンス／サイコスリラーの金字塔

中学生の少女・鹿目まどか（かなめ まどか）は、普通の毎日を過ごしていたが、ある日不思議な生き物「キュゥべえ」と出会う

キュゥべえは言う
「願いごとを一つ叶えてあげる。その代わりに、君には魔法少女になってもらう」

誰かのために願い、戦う“魔法少女”という存在に戸惑いながらも惹かれていくまどか

しかし彼女はまだ知らない
魔法少女の運命が、想像を絶する「残酷な真実」と隣り合わせであることを

その選択が、世界の理（ことわり）すら変えてしまうとも知らずに・・・

・魔法少女ものへの革命　かわいらしい見た目に反して、実はダークで重い物語

・願いを叶えることの意味、その代償としての責任や犠牲を描く

・誰かに与えられた運命にどう抗い、何を選ぶか

・希望と絶望　魔法少女は希望の象徴だが、その実態は…？

・因果と輪廻　特定のキャラの時間ループが鍵となり、物語が深く複雑に展開

・存在と意味　少女たちは何のために戦うのか、存在する意味とは

・衝撃の展開「魔法少女」の定義を根底から覆す展開が待っている

・圧倒的な脚本と構成力

・全12話という短さの中で【伏線・設定・感情】が完璧に整理

・異空間のアート表現が斬新で幻想的

・少女たちの悩み、決断、成長、誰が正義で誰が悪か？ などキャラ描写が魅力

「魔法少女もの」への強烈な問題提起と再定義を行った歴史的アニメ

舞台は、13の自治区に分かれた王国「ドーワー王国」

それぞれの区は文化も風習も大きく異なり、国家統治を円滑に行うための巨大行政組織「ACCA（アッカ）」が存在している

物語の主人公は、そのACCA本部で働く監察課の副課長ジーン・オータス

彼の仕事は、13区を回り、各支部の不正や腐敗がないかを調査・監視すること

淡々と仕事をこなすジーンだが、ある日「クーデターの噂」が王国全体に広がりはじめ、
なぜかジーン自身がその中心人物として疑われてしまう

ジーンは本当に何も知らないのか？

ACCA内部の思惑、各区の政治的事情、王族の狙い、そしてクーデターの真相

巨大な陰謀と運命が動き出す

ACCAという行政機関と13区の関係性、地方分権の問題などがリアルに描かれる

静かな緊張感があり、会話と空気感で展開する

情報戦と心理戦が軸で、誰が何を考えているのか分からない中の観察と推理が重要

おしゃれな演出・映像・音楽・セリフ回しなどが洗練されており、スタイリッシュ

・会話の一つ一つが情報の駆け引きで聞き逃せない

・登場人物たちの裏の顔や意図を読むのが面白い

・13区すべて【違う文化・街並み・服装】で描かれており、観光しているような楽しさがある

・伏線はすべて回収され、ラストはすっきり感動的

・音楽が最高におしゃれカフェのような心地よさ

・頭を使うストーリー心理戦や政治劇が好きな人におすすめ

政治と陰謀、組織と個人、そして運命の選択を描くスタイリッシュな知的サスペンスの傑作

2010年・日本

大学卒業旅行でアメリカを訪れていた女子大生・森美咲（さき）は、ワシントンD.C.のホワイトハウス前で、全裸で拳銃と携帯電話を持った青年と出会う

青年の名前は滝沢朗（たきざわ あきら）

記憶を失っていた彼の携帯電話には、「8,200億円分の電子マネー」と、「セレソン」と呼ばれる謎のゲームの参加権」が

【この国を救え・使える資金は82億円・使い切ったら死】

日本では同時期に、謎のミサイルテロ「ニート引きこもり限定無差別爆撃（通称：東のエデン事件）」が起きており、
その背後に【セレソンゲーム】の存在が浮かび上がる

滝沢は、咲とともに真相を追いながら、自らの過去と、「日本の未来」に挑むことになる

・TVアニメ全11話＋劇場版2部作で完結なので劇場版必須

・舞台は現代の日本＋アメリカ

・メイン設定は、セレソンゲーム＝国家改造ゲーム

・テーマは、就職氷河期・格差・引きこもりなど、現代日本の閉塞感がベースとなっている

・正義とは何か？大金を持って“国を救う”とは何か？ 
「選ばれし12人」の立場と、彼らの思想や方法論の違いが興味深く面白い

・政治・経済・テロなどの社会派テーマを扱いながらも爽やかな青春モノの空気感もある

・セレソンゲームの設定が面白い

・「この国の未来を変えるのは誰か？」という問いかけ、メッセージ性の強さ

・映画的な雰囲気のアニメを探している人におすすめ

現代社会の閉塞感、若者の孤独、国家と個人の責任といったリアルな問題に鋭く切り込んだ異色作

社会や人生に疑問を感じたことのある人には、きっと刺さる作品

物語の主人公は、名前も素性も明かされない「薬売り」と呼ばれる謎の男
彼は、“この世ならざる存在”モノノ怪を退治する旅をしている

しかしモノノ怪は、単に祓えばよいものではない
退治には「カタチ（形）・マカリ（真）・コトワリ（理）」の3つの情報が必要

薬売りはそれらを暴き出すために、人々の過去・心の闇・隠された真実を暴いていく

・ジャンルは和風ホラー、ミステリー、サスペンス、怪談

・独特な浮世絵風のアートスタイル、紙芝居のような視覚効果

・怪異の正体は人の心に潜む“闇”や“執着”

・薬売りが真実を暴き、言葉の力でモノノ怪を祓う哲学的構成

・浮世絵×アートアニメ×現代的デザインの融合

・人間の心の闇や業（カルマ）を描く、【怖さではなく、深さのある怪異】

・シリアスな内容や心理描写が多く、精神的・哲学的な重さがある大人向けの寓話

・普通のアニメでは満足できない人におすすめ

唯一無二のスタイルで描かれる、人の心に潜む怪異の物語、視覚・聴覚・思考のすべてに訴えかけてくる知的怪談ミステリーでアートとしても傑作

舞台は「極度の風紀取締りが徹底された近未来の日本」
性的な言動・資料・ジョークなど、いわゆる“下ネタ”が法的に全面禁止された社会

全国民には【PM（ピースメーカー）】と呼ばれる機械が装着され、わいせつ発言や行動をすれば即検知・逮捕対象になる

そんな世界で、普通の高校生・奥間善十郎（おくま ぜんじゅうろう）は、ある日、謎のパンツ覆面女ブルマのテロリスト・華城綾女（かじょう あやめ）と出会う

彼女は地下組織「SOX」のリーダーであり、世界に“下ネタ”を取り戻そうとするテロリスト（変態）だった！

まじめな善十郎は、彼女に巻き込まれながら次第に「表現の自由」や「健全とは何か？」を考えるようになっていく

・世界から下ネタを“根絶”した近未来という狂気設定

・下ネタは悪なのか？健全とは何か？を逆説的に描く

・毎回登場する下ネタ・ギャグのキレが良い

・過剰な規制・監視社会への風刺、健全さを押しつける現代社会への批判と、コミカルだが根底にはしっかりしたテーマ性がある

・アホらしいけど勢いのあるアニメを見たい

・下ネタやおバカギャグが好き

・表現規制や道徳といったテーマに興味がある人

・社会風刺・パロディに敏感な人

見た目はただの変態コメディだが、言論の自由・社会規制への風刺・健全とは何かといった鋭いテーマ性を秘めた作品

注意：かなり下品で人を選ぶ内容

「人類がいなくなった地球」

東京・銀座にあるホテル「銀河楼」では、ロボットたちが、オーナーの帰還と再び人類のお客様を迎える日のために、長い年月 、休みなくホテル業務を続けている

そしてある日、100年ぶりに “お客様” が訪れる

それは人類ではなく、地球外生命体

やがて「宿泊か侵略か、はたまた別の目的か…？」という謎が浮かび上がる中で、ホテルとしての“おもてなし”の意味や、ロボットたちの存在意義が問い直されていく

・人類消失後、ロボットだけが運営を続けるホテルという斬新な舞台で、SF＋ヒューマンドラマの融合

・ロボット従業員一同が、使命感・誇りを持ってサービスを続ける姿が描かれており、「働くこと」「待つこと」「迎えること」の意味を丁寧に掘り下げている

・「お客様とは何か」「おもてなしとは何か」を、異質な客＝地球外生命体という設定を使って問いかける

・地球外生命体客の目的、ロボットたちが100年待ち続ける理由、ホテルの過去など、徐々に明かされていく謎が興味を引く

・感情の機微が丁寧に描かれている
ロボットでありながら「待つ」「守る」「迎える」という感情に近いモチベーションで動く姿が、人間ドラマとして刺さる

・考察が楽しい
「このお客様は宿泊？侵略？」「ロボットたちは何を待っているのか？」といった疑問が、話を追うごとに深まっていく

・おもてなしの概念を再考させる
日常にありふれた「迎える」「もてなす」という行為を、非日常・非人間的な状況下で見せてくれるので、新しい角度から人間の営みを感じられる

舞台は、超高層ビルが立ち並び、企業が支配する未来都市「ナイトシティ」

貧困と暴力、サイバー技術の進化が交錯するこの街で、少年デイビッドは、家族の死や事件をきっかけに、「エッジランナー」と呼ばれるアウトローの傭兵集団に身を投じる

身体をサイバー化し、危険な仕事をこなす中で、彼は仲間たちとの絆や、自分の存在意義を見つけていく

・テーマは、社会の闇、アイデンティティ、友情と裏切り、命の尊さ

・近未来の企業支配都市ナイトシティ、サイバー技術全盛りな世界観

・圧倒的な映像美と世界観の再現度で『サイバーパンク2077』の世界を忠実かつ鮮烈にアニメーション化

・ネオン輝く都市、未来的なサイバー技術、ディストピア的な街の雰囲気が抜群

・熱く切ないストーリー＝主人公の成長と挫折、仲間との絆や裏切りが深く描かれる

・魅力的なキャラクターたち＝サイバーパンクならではの色使いや改造された身体はどこかオシャレでカッコよい

・音楽のクオリティの高さ＝パワフルなロックやエレクトロサウンドが緊迫感を盛り上げる

・『サイバーパンク2077』のファン、世界観に興味がある人におすすめ

近未来の世界観と熱い人間ドラマが見事に融合した、非常に完成度の高い作品